誤嚥性肺炎は、高齢者の死因にもなる肺炎です
誤嚥性肺炎|一般社団法人日本呼吸器学会

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【誤嚥性肺炎とは?】
誤嚥性肺炎は、細菌が唾液や胃液と共に肺に流れ込んで生じる肺炎です。高齢者の肺炎の70%以上が誤嚥に関係していると言われています。再発を繰り返す特徴があり、それにより耐性菌が発生し、抗菌薬治療に抵抗性をもつことがあります。
誤嚥とは、食べ物や飲みものを飲み込む動作を「嚥下(えんげ)」といいますが、食べ物や飲み物、胃液などが誤って気管や気管支内にはいることを「誤嚥」といっています。
嚥下障害が元で、誤嚥性肺炎になる高齢者が少なくありません
症状に気付きにくい誤嚥性肺炎!重症化する前に治療を! | いしゃまち

厚生労働省が発表した2013年の人口動態統計では、肺炎は死亡原因の3位で、95%以上が高齢者となっています。また誤嚥性によるものは、70歳以上で70%にもなります。誤嚥性肺炎は、罹っていても気付かずに発見が遅れることがあるので注意が必要です。ここでは、誤嚥性肺炎の症状や治療法などをご紹介していきます。  
誤嚥性肺炎の原因
高齢になって、脳の指令がきかず、気管支に食べ物が入って「誤嚥」になる
誤嚥性肺炎の症状
こんな症状が続く場合は誤嚥性肺炎の疑いがあります
・乾いた咳をする。
・息切れや発熱がある (この症状が出ない場合もあります)
・食事中に咳込むことが多くなった
・食事に時間がかかるようになった
・唾液が上手く飲み込めない
・喉がいつもゴロゴロ鳴っている
・元気がなくなり、息切れが多くなった
・息切れや発熱がある (この症状が出ない場合もあります)
・食事中に咳込むことが多くなった
・食事に時間がかかるようになった
・唾液が上手く飲み込めない
・喉がいつもゴロゴロ鳴っている
・元気がなくなり、息切れが多くなった
誤嚥性肺炎の別名は「老人性肺炎」
誤嚥性肺炎と口腔ケアは密接な関係があります
誤嚥性肺炎はお口の中の細菌によっても起きます
地震・災害で歯みがきやお口の清掃ができないままでいると、
誤嚥性肺炎が多く発症します。
阪神・淡路大震災では、高齢者や体の弱った方に肺炎が起こりましたが、これらの多くは、口の中の汚れ(細菌など)が唾液とともに肺の方に入ってしまうために起こる「誤嚥性肺炎」と言われています。
(引用:http://www.tky.ndu.ac.jp/outline/announcing/care/index.html)
誤嚥性肺炎が多く発症します。
阪神・淡路大震災では、高齢者や体の弱った方に肺炎が起こりましたが、これらの多くは、口の中の汚れ(細菌など)が唾液とともに肺の方に入ってしまうために起こる「誤嚥性肺炎」と言われています。
(引用:http://www.tky.ndu.ac.jp/outline/announcing/care/index.html)
脳から「気管支を閉じる」命令が出ます。
人間の体内で、
空気の通り道である「気管」と、食べ物の通り道である「食道」の2本の管は、
脳からの指令でうまく振り分けられているのです。
しかし高齢になることでこの指令がうまく伝達されず、
間違って気管に食べ物が入ってしまうことがあるのです