アデノイド顔貌とは
via pinky-media.jp
アデノイド顔貌とは鼻の穴の奥と喉との境目にある「アデノイド」と呼ばれるリンパ組織が大きくなりすぎることで鼻から呼吸することが難しくなり、口呼吸になることで起こる特有な顔つきのことです。
でも、アデノイドに特に異常がなくても、鼻づまりや癖、口周囲の筋力不足などで口呼吸になってしまっている場合でも同じような顔つきになることがあるのだそうで、そんな場合も含めて「アデノイド顔貌」と呼ぶんだそうです。
アデノイド顔貌の特徴
1.上あごより下あごのほうが引っ込んでいる
2.上あご・下あごの横幅が狭い
3.あごがほとんどない
4.顔が長い
5.頬にしまりがない
6.出っ歯になっている
7.前歯のかみ合わせが浅い
8.前歯の歯並びが悪い
9.唇がめくれて乾燥している
10.下唇のほうが厚い
11.鼻の穴が小さい
サル顔やゴリラ顔と言われたり、カワハギなんかに例えられたりすることもあるんだそう。
最近の若年層にはこの特徴を持った方が多いんだとか。
あなたの周りにも、こんな特徴を持っている人いませんか?
最近の若年層にはこの特徴を持った方が多いんだとか。
あなたの周りにも、こんな特徴を持っている人いませんか?
習慣づいてるあれも?!アデノイド顔貌の原因
①アデノイドの肥大化
アデノイド顔貌の原因にはアデノイドの肥大化があります。アデノイドが肥大する要因として細菌やウイルスなどから身を守るため、扁桃腺のように働く免疫機能が作用した結果と言われています。急に症状が現れた場合は医師とよく相談すると良いでしょう。
②遺伝
アデノイド顔貌の原因として遺伝性のものがあります。親や家族にアデノイド顔貌の人がいると、発症する可能性があるので注意が必要です。幼少の頃アデノイドが肥大していても、その後小さくなっていく人も中にはいます。
③口呼吸
アデノイド顔貌の原因として口呼吸があり、鼻呼吸ができていない人が多く見られます。口呼吸することによって口の中に入る細菌やウイルスなどの数が増えるので、アデノイド肥大を引き起こしやすいと考えられています。
治療するには?考えられる2つの方法
アデノイド顔貌を治すには、主に2つのパターンがあります。
比較的聞き慣れている方も多い「歯列矯正」と、美容外科が得意とする「上下顎骨切り術」です。
もう1つ「アデノイド切除」という方法もありますが、
これは耳鼻科で「アデノイド増殖症」であると診断された場合に必要となります。
原因を取り除くことはできるものの、骨格を変えることにはなりません。
アデノイド切除以外の2つの方法には治療に適した状態というものがあり、それに則していない場合は結果が不満足になることも。
2つの治療法を比較して、自分に合った治療法を見つける指針にしてみてくださいね。
比較的聞き慣れている方も多い「歯列矯正」と、美容外科が得意とする「上下顎骨切り術」です。
もう1つ「アデノイド切除」という方法もありますが、
これは耳鼻科で「アデノイド増殖症」であると診断された場合に必要となります。
原因を取り除くことはできるものの、骨格を変えることにはなりません。
アデノイド切除以外の2つの方法には治療に適した状態というものがあり、それに則していない場合は結果が不満足になることも。
2つの治療法を比較して、自分に合った治療法を見つける指針にしてみてくださいね。
◆歯列矯正
口元モッコリのアデノイド肥大を改善するには、歯列矯正も効果的な場合があります。口呼吸の原因に歯並びの悪さ(歯が前に出ているなど)がある場合、矯正により歯並びを改善し、口呼吸から鼻呼吸へと促していきます。また、出っ歯などが顕著な場合は、矯正によっての歯並び改善が可能です。
歯列矯正は1〜2年以上の期間をかけて治療するので、時間と費用はかかりますが、噛み合わせに問題が出やすいアデノイド顔貌の人には、見た目も噛み合わせも同時に治せるので一石二鳥です。
歯並びの改善だけで輪郭が変わるなら、案外お手軽に思えるかもしれません。
ただ、歯列矯正のみが適応となるのにはある条件があります。
ただ、歯列矯正のみが適応となるのにはある条件があります。
自分で口呼吸をしていなければもしかしたらアデノイド顔貌ではなかったかも…。
「治す」「改善する」という方法ではありませんが、
心当たりのある方は「悪化させない」ためにも鼻呼吸を習慣づけるようにしましょう。