歯磨きをちゃんとしているつもりでも…
via www.photo-ac.com
虫歯や歯周病を予防するために一番重要なのは「歯磨き」です。しかし、歯磨きをしっかりしていると感じている人でも、歯列が乱れているところや口腔内の構造によって、歯ブラシは届いていない部分があります。歯ブラシが届かない部分には歯垢や歯石が溜まり、虫歯や歯周病の巣を増加させてしまう危険性が高い!つまり、自分は問題ないという人のうほうが「隠れ虫歯」「隠れ歯周病」を患っている人が多いです。
症状が出てから歯医者に行くのでは遅い!
via www.photo-ac.com
「でも、今は大丈夫だから痛くなったら歯医者に行けばいい」と考えている人も多いかと思います。確かに、今まで歯医者に行く理由と言えば、歯や口内が痛みだした、腫れている、歯が折れたなどの緊急を要する場合がほとんどでした。虫歯を治療すれば健康な歯に戻るし、もし、歯を失ってしまったとしても義歯の精度も高まってきている!
しかし、その考えが間違いだとしたらあなたはどのような行動に移しますか?
しかし、その考えが間違いだとしたらあなたはどのような行動に移しますか?
歯は治療を繰り返す度に脆くなっていく
via www.photo-ac.com
歯を削って、補綴物でその部分を補えば元通り!に、見た目はなるかもしれません。ただ、どんなに腕の良い歯医者にかかったとしても、天然歯の元の耐久性を取り戻すことはできず、最大で4回の治療までにしか耐えられないと言われています。また、いくら義歯の精度が高まってきているからと言っても、天然歯に勝る噛み心地やつけ心地を再現できるものはなく、食事や会話を制限されてしまう可能性が多いのです。
日本は歯科先進国に比べて圧倒的に意識が低い
via www.photo-ac.com
学校や医療機関などで「8020運動」というのを目にしたり、聞いたりしたことはないでしょうか?これは80歳になっても健康な歯を20本残そうという取り組みで、定期的な検診や口内疾患の早期発見・治療を推進しているものです。ただ、これも認知している人は多いものの、まだ行動に移せていない人が多いのが現状。
事実、日本は虫歯・歯周病大国とも言われ、70歳で天然歯が残っている平均は約16本。それに比べ、予防歯科があたりまえとなっているアメリカやスウェーデンでは、平均約21本もの天然歯が残っているというデータがあります。
事実、日本は虫歯・歯周病大国とも言われ、70歳で天然歯が残っている平均は約16本。それに比べ、予防歯科があたりまえとなっているアメリカやスウェーデンでは、平均約21本もの天然歯が残っているというデータがあります。
via www.mhlw.go.jp