二階堂ふみさんをはじめ、20代女性の3分の1が「知覚過敏」を感じている!
高級料理を食べる某バラエティ番組のレギュラーとしても活躍している二階堂だが、
数年前から、主に冷たいものを食べると虫歯ではないのに歯がしみて痛くなる
知覚過敏であることを告白。甘いものにも感じるといい、デザートなどを食べる際は、
美味しさも感じるため、「美味しい、知覚過敏、美味しい、みたいな感じで、もうちょっと味わいたい」と明かした。
そして、以前歯医者で「歯の層が削れているからもう治らない」と診断を受けたという
二階堂にさらに追い打ちが。
番組内に登場した“知らなきゃ良かった”解説をする専門家の歯科医が、
「知りたくないと思いますが、知覚過敏を放置していると、
歯が溶けて最悪の場合顔が変形する恐れがある」と宣告し、スタジオは衝撃に包まれた。
■キーン!冷たいものや温かいものがしみる。「知覚過敏」の基本症状って?
知覚過敏というのは正しい呼び方ではなく、正式には「象牙質(ぞうげしつ)知覚過敏」と言います。歯肉に埋まっていない歯の見えている部分である歯冠の表面は、身体のなかでもっとも硬いというエナメル質で覆われています。
そしてそのエナメル質の下にあるのが「象牙質」です。象牙質の下には歯髄と呼ばれる神経が通っているのですが、歯の表面のエナメル質がさまざまな原因によって傷つくと、象牙質が露出してしまいます。
象牙質にはいくつもの小さな穴が開いており、象牙質に刺激を受けるとこの穴から下にある歯髄神経に伝わります。そしてその神経を通して脳に刺激が伝わってしまうので、ズキズキとした痛みや、キーンという不快感を感じてしまうのです。
また、歯の見えている部分である歯冠はエナメル質で覆われているのですが、歯茎が下がってくると、エナメル質に覆われていない歯根が歯ぐきから露出してしまうことがあります。そのため、象牙質に直接刺激が加わってしまい、それによって神経に刺激が伝わってしまうこともあります。
虫歯で痛みが出る場合も、この象牙質の中の歯髄に虫歯菌が入り込むことで
痛みが出るのですが、それと原理としては似ています。
その痛みとはまた違った刺激なので、食べ物を食べるのが怖くなる方も多いそうです!
痛みが出るのですが、それと原理としては似ています。
その痛みとはまた違った刺激なので、食べ物を食べるのが怖くなる方も多いそうです!
※痛みが一過性になり、そのまま放置してしまう若い方も。
その痛みは一時的なもの。
そのときどきの体調や唾液中のカルシウムなどによって痛みを
まったく感じないこともあるため、一過性のものだと多くの人が放ってしまいがちなのです。
体力の低下や免疫力の低下など、元気だった時には食べても感じなかった
しみる症状が出ることも。
しみる症状が出ることも。
■え、間違ってた?!「知覚過敏」になる主な理由は3つ!
①力を入れすぎ、間違ったブラッシングによる歯と歯茎の損傷。
歯や歯ぐきを傷つけて知覚過敏に繋がることがあるので、
“ふつう”の硬さの歯ブラシで力を入れすぎずに磨きます。
朝食・昼食後は5分、夜はフロスを使っての20分磨きがベスト。歯ブラシは1か月に1回は変えます。マウスウォッシュは歯みがきの補助として、あとで歯磨きをしましょう。
虫歯の原因“歯垢(プラーク)”は、拭いたりこすったりしないと取れません。
歯をきれいにピカピカにしたいのは誰もが思うこと。
でも、だからといって歯みがきをゴシゴシやるのはNGです!
歯の表面のエナメル質が傷付いたり、知覚過敏の原因になってしまいます。
こまめにゆっくり、優しく洗ってあげましょう。
この機会に歯医者さんで正しいブラッシング指導を受けるのもありですよ◎
でも、だからといって歯みがきをゴシゴシやるのはNGです!
歯の表面のエナメル質が傷付いたり、知覚過敏の原因になってしまいます。
こまめにゆっくり、優しく洗ってあげましょう。
この機会に歯医者さんで正しいブラッシング指導を受けるのもありですよ◎
知覚過敏を防ぐには、硝酸カリウムなどの歯がしみる不快感を
抑える成分を含むハミガキ剤を選びましょう。
歯みがき粉選びも大事です。
思わぬ歯みがき粉の刺激で、歯がキーーンと痛んでしまうことも。
ドラッグストアで「知覚過敏なんですけど…」と相談して、
しみない成分の入った歯みがき粉を購入してみましょう。
思わぬ歯みがき粉の刺激で、歯がキーーンと痛んでしまうことも。
ドラッグストアで「知覚過敏なんですけど…」と相談して、
しみない成分の入った歯みがき粉を購入してみましょう。
痛くてせっかくのデザートの味もわからないって辛すぎますよね。。。