2016年3月30日 更新

顔が大きく?!歯ぎしり、食いしばりの弊害

歯ぎしり、食いしばりは良くないことだらけ!

私が日々の診療する中で厄介なのが歯ぎしりや食いしばりです。

治療してもしても歯ぎしりや食いしばりのせいでどこかしらが傷んでくる事も。

1、食いしばり・歯ぎしりとは?

① 食いしばり

無意識にしている食いしばり

無意識にしている食いしばり

家事をしている最中、仕事中など何かに集中していると無意識に歯を食いしばっている方がいます。

毎日食いしばっていると顎が疲れるだけではなく、咬合性外傷という歯周病の要因となります。

また、歯のエナメル質もすり減ってしまい知覚過敏の原因になります。

② 歯ぎしり

歯ぎしりは人に迷惑をかけるだけではありません。

歯ぎしりは人に迷惑をかけるだけではありません。

起きているときに歯ぎしりしてみてください。
音をさせるためには結構力を入れなくてはいけないですよね?
起きているときは自制しますのでそんなに過大な力をかけませんが、寝ている間は無意識ですので、ぎりぎりとものすごい力がかかっています。
そんな異常な力が毎日、寝ている間歯に加わり続けるのです。
一体どんな弊害があるのでしょうか?
歯1本に対して男性では100~150キロ、女性で80~100キロ程度の力がかかると言われています。
食事などでかかる負荷は10~20キロ程度ですから、歯ぎしりの力がいかに異常かという事がわかると思います。

2、食いしばり、歯ぎしりの弊害

① 歯がすり減る、歯が割れる

エナメル質が削れてしまいます。

エナメル質が削れてしまいます。

歯の先端がギザギザにかけてしまっています。
本来はとがっているはずの犬歯も平らになってしまっています。

どんどんすり減っていくと歯の形が悪くなって見た目の問題が生じます。

ひどい場合は象牙質まで削れてしまい、根っこだけになっている方も。

また、歯が負荷に耐え切れず割れてしまう事もあります。
根まで割れたら抜歯になってしまいます。

② 知覚過敏が起きる

歯がすり減ると冷たいものに過敏に反応する「知覚過敏」と...

歯がすり減ると冷たいものに過敏に反応する「知覚過敏」となります。

通常は歯と歯茎の境目あたりに起きやすい知覚過敏ですが、食いしばり、歯ぎしりによって歯がすり減った事でかみ合わせの部分や歯の先端部分からしみてしまうようになります。

冷たいものはもちろん、冬の外気に触れただけでも痛くなってしまうほどです。

③ 咬合性外傷を引き起こす

咬合性外傷は歯周病を引き起こします。

咬合性外傷は歯周病を引き起こします。

日常的に異常な負荷が歯根にかかり続けると、歯を支える骨が溶けてきます。
これはとても恐ろしい状態です。

歯周病は通常、歯磨きが悪いために引き起こされる疾患ですが、歯磨きを丁寧に行っていても食いしばり、歯ぎしりによって歯周病になってしまうのです。
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歯科医師 永山幸 歯科医師 永山幸