一つ集中して、ばっかり食べていませんか?
それ「ばっか食べ」「一丁食い」。良くないのです!!
何が良くない??↓
食事のマナー的にNGですっ!!
1970年代、主に東日本の学校において、給食の食べ方についての指導が行われるようになった。本来、和食の習慣であった三角食べが、パンや牛乳といった洋食が主流だった当時の学校給食において指導された。
食卓にご飯と、汁物を含めたいくつかのおかずが並んでいる場合、まず一つに箸をつけると、ほかのものには一切手を出さずになくなるまでそれを食べ尽くし、次の食事に手をつけると同じようにそればかりを食べ……といった食べ方である。
和食を大事にしたいなら三角食べは覚えさせた方がいいと思います。
白米は、どんなおかずとも合わせられる主食ですが、言い換えればおかずと共に食べる食物です。
日本食の特徴である、口内調味
ごはんとおかずを口の中で混ぜながら食べることを「口中調味」と言います。おかずと一緒に食べるごはんの量を減らせば、味は濃くなりますし、逆にごはんの量を増やせば味を薄くすることができます。
日本の白米は、それ自体味付けしないので、主菜・副菜・漬物などと一緒に口に入れることで、旨みが引き出されるということ。
満遍なく、栄養を摂取するために…
白いご飯には、それ自体に濃い味が付いているわけではないので、汁物やおかずでご飯自体に藤を含ませる意味と、濃い味のおかずはご飯で薄めるという、確かに理に適った食べ方と言えるのでしょう。
しかし、一つここで注意点がある…
結構重要だったりします…
結構重要だったりします…
汁物と一緒に食べることで、咀嚼が減ってしまう可能性が!!!
最もベターな咀嚼回数は、一口30噛みと言われています。しかし、現代においては咀嚼の回数の減少が問題視されているのです。その原因の一つに、ファストフードなど柔らかい食事が増えたことが挙げらます。
ご飯を口に入れ、そこに汁物をプラスするということは、やわらかい食事以前の問題で、スルスルと喉に入ってしまう…
ご飯を口に入れ、そこに汁物をプラスするということは、やわらかい食事以前の問題で、スルスルと喉に入ってしまう…
和食では、箸の使い方と同様に「順番に口にする=三食食べ」がマナーとされています。
すべてのおかずを一度に食卓に出す和食では、献立をたてる時にそれぞれのおかずの味のバランスを考えます。メインが醤油味なら酢の物のようなさっぱり味の副菜をつけるなどの面からも、正しいことと言えるのではないでしょうか。