タバコ、吸っていますか?
今年の10月から、タバコの値段が上がりました。
この事実、どれだけの人が知っていて、ガッカリしているでしょうか。
「2018年全国たばこ喫煙者率調査」によると、成人男性の平均喫煙率は27.8%。
これに対して女性の平均喫煙率は8.7%です。
数字だけで見ると多くはないように感じるかもしれませんが、
タバコの値段が上がったことに肩を落としている人は喫煙者のパートナーや家族を含めるともっと増えるのでしょう。
この事実、どれだけの人が知っていて、ガッカリしているでしょうか。
「2018年全国たばこ喫煙者率調査」によると、成人男性の平均喫煙率は27.8%。
これに対して女性の平均喫煙率は8.7%です。
数字だけで見ると多くはないように感じるかもしれませんが、
タバコの値段が上がったことに肩を落としている人は喫煙者のパートナーや家族を含めるともっと増えるのでしょう。
ここでおさらい!喫煙者へのタバコの害
■依存やがんの原因に…余命が10年短くなることも
タバコの煙には、4,000種類の化学物質が含まれています。その中には、何と200種類以上の有害物質が含まれ、発がん性物質は50種類以上にのぼります!
有害物質のなかでも、よく知られているのは、ニコチン、タール、一酸化炭素です。
そのほかにも、ペンキ除去剤に使われるアセトンや、アリの駆除剤に含まれているヒ素、車のバッテリーに使われているカドミウムなど、体に大変有害な物質がタバコの煙に含まれています。
英国のデータによると、70歳時点の生存率をみた場合、タバコを吸わない人が81%なのに対して、タバコを吸う人は58%でした。タバコを吸うだけで生存率が23%も低くなるのです。
では、日本ではどうでしょうか? 日本において、20歳未満でタバコを吸い始めた男性(1920~45年生まれ)の72%は70歳まで生存していましたが、タバコを吸わない男性の72%は78歳まで生存していました。つまり、タバコで余命が8年短くなったわけです。なお、同じように女性を調べると、タバコで余命が10年短くなっていました。
このほかにも、50歳以上の男性では、死亡者の5人に1人は喫煙が原因であると報告されています。なお、女性は7~8人に1人でしたが、これは男性に比べて女性の喫煙率が低いためです。
■非喫煙者より早く老け顔に
タバコを吸うと、ニコチンの影響で血管が収縮され、肌に酸素が届きにくくなります。また、ビタミンCが壊されてしまい、ビタミンC不足を招きます。ビタミンCは、しみの原因となるメラニン色素ができるのを抑えたり、肌のハリに必要なコラーゲンを作る手助けをするなど、健康な肌にとって大切な役割を担っています。
こうしたタバコによる悪影響によって、肌のハリが失われたり、シワやしみなどができやすくなってしまうのです。なかでも顔のシワについては、タバコを吸うとシワが深く、長くなることがわかっています。
喫煙によってシワが深く刻まれたり、
シワがたくさん出来てしまったりするお顔のことを、
「スモーカーズフェイス」と呼びます。
老け顔になってしまってから禁煙をしても、
必ずしも老け顔が改善されるというわけではありません…。
シワがたくさん出来てしまったりするお顔のことを、
「スモーカーズフェイス」と呼びます。
老け顔になってしまってから禁煙をしても、
必ずしも老け顔が改善されるというわけではありません…。
■老後に寝たきりになる可能性が高くなる
タバコが体に悪いとわかっていても、タバコを吸う人は、「自分の体のことだから好きにさせて」と言うかもしれません。確かに病気で苦しい人生を送るのは本人です。しかし、実は本人だけの問題ではないのです。タバコを吸う人と吸わない人で、日常的な介護を必要とせず、健康で自立した生活をおくれる期間(平均自立期間)を比べてみると、タバコを吸う人は、吸わない人より4.4年短いことがわかっています。
寝たきりの生活になってしまうと、介護が必要になります。
となると、「介護者」が必要になってくるわけです。
本人も辛く苦しい生活を送るかもしれませんが、
介護者にとっては介護そのものが身体的・精神的・経済的負担になりかねません。
となると、「介護者」が必要になってくるわけです。
本人も辛く苦しい生活を送るかもしれませんが、
介護者にとっては介護そのものが身体的・精神的・経済的負担になりかねません。
いろいろある喫煙者へのタバコのリスク。
ここで挙げただけでは留まりません。
「身体に悪い」と分かっていながら吸うのを止められない…。
それがタバコの一番の怖いところです。
ここで挙げただけでは留まりません。
「身体に悪い」と分かっていながら吸うのを止められない…。
それがタバコの一番の怖いところです。
もちろん全てがタバコを原因としたものではありません。
ただ、喫煙でガンになるリスクも、寿命が縮まるリスクもあります。
少しでも長生きしていたい、そう考える方ならやっぱり禁煙がおすすめです…!