2016年3月31日 更新

歯槽膿漏と虫歯の症状の違い

お口の違和感、歯周病?虫歯?

歯槽膿漏(歯周病)も虫歯も主に歯垢によって引き起こされる病気です。
歯に違和感があっても虫歯なのか歯周病なのか分からない事があります。
虫歯と歯槽膿漏の症状について説明します。

1、歯周病の原因菌と虫歯の原因菌は違います。

歯槽膿漏(歯周病)の原因は歯周病菌です。

歯槽膿漏(歯周病)の原因は歯周病菌です。

歯周病を引き起すのは虫歯菌とは違う歯周病菌です。

歯周病菌は嫌気性菌という種類の菌です。
これは酸素がない環境で活発に増殖するタイプの菌です。

歯周ポケットが深ければ深いほど居心地よく元気になります。
虫歯の原因は虫歯菌です。

虫歯の原因は虫歯菌です。

虫歯菌の主なものはミュータンス菌とラクトバチラス菌です。
ミュータンス菌は虫歯ができ始めるきっかけとなる菌です。

2、歯周病の症状

①歯周病は痛くない

歯周病は痛みなく進行します。

歯周病は痛みなく進行します。

ですからある程度進行しないと気が付かないことがほとんどです。
歯が浮くような感じや歯茎がうずくような感じがすると訴える方もいますが、そんなに強い自覚症状がないのが特徴です。

ただ、歯周病がある程度進んで膿が出るような場合、体の免疫力が低下した時に細菌の力が勝ってしまいます。
そうすると歯茎の強い痛みや腫れが出ます。

②歯茎から出血する

歯磨きや食事の際すぐに出血します。

歯磨きや食事の際すぐに出血します。

歯周病で歯茎に炎症があると、ちょっとした刺激で出血してきます。
出血すると怖くなって、なるべく触らないように歯磨きする方も少なくなりません。
でもこれは逆効果。
出血しても構わず丁寧に歯磨きすることが大切です。

③歯茎が腫れる

歯茎が赤く腫れて、丸みを帯びます。

歯茎が赤く腫れて、丸みを帯びます。

炎症があると、体は歯周病菌に対して免疫反応を起こします。
その結果、炎症が起きて歯茎が赤く腫れてしまいます。
放置すれば歯茎も、歯槽骨(歯を支える骨)が吸収してきます。

④歯がぐらぐらする

歯がぐらぐらしていたら歯周病はかなり進行しています。

歯がぐらぐらしていたら歯周病はかなり進行しています。

歯がぐらついてきてやっと異変に気づく方も。
歯のぐらぐらは歯周病がかなり進行しているサインです。

この時点で失われた歯茎、骨は取り戻せません。

これ以上歯周病が進行しないように歯科治療を受けなければいけません。

歯周病は痛みがないので、気付きにくい病気です。

歯周病かどうかは歯茎の状態を鏡でじっくり観察すればある程度自分でもわかります。
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歯科医師 永山幸 歯科医師 永山幸