歯を磨いていたら「あ、歯茎から血が出た…」
食べ物を食べていたら「あ、歯茎から血が出た…」
りんごは丸かじり派。歯茎から血が出ようとも。
— さとりょた (@ryoooooota6192) October 2, 2016
熱き志(・ω・`)!!
BMSやってただけなのに歯茎から血が出てる
— あぷりこっとです (@apricotdesu_bot) October 2, 2016
ゲームやってただけで血が…?
その歯茎からの出血、皆さんご存知「歯周病」の可能性大
歯茎から血が出る原因の90%以上は歯周病です。日本人の成人の80%は歯周病を発症していると予想されていて、多くの人が歯周病の初期状態に当たる歯肉炎になっています。
9割歯周病(歯肉炎)…数字で見ればほぼ歯周病のせいですね。
口の中が不潔な状態のまま経過すると歯の表面に細菌が付着し、歯ぐきが炎症を起こします。炎症が強くなってくるとだんだん歯ぐきから出血するようになります。 炎症や出血が続くと今度は歯ぐきが腫れたり歯ぐきから膿が出るようになります。 このような場合は歯周病が疑われます。
歯周病にも段階があるわけですね。
歯周病の進行について
以前、歯周病は歯槽膿漏(しそうのうろう)と呼ばれていました。現在は研究が進み、歯周病、症状に応じて細かく分類されています。そして各段階に応じて様々な専門的な治療があります。
歯周病の進行状態は、歯周ポケットと歯肉の境の溝の深さの測定を行い判断します。歯周ポケットの深さが深いほど歯周病は進行しています。じょうずに歯を磨いても歯ブラシの届く範囲は4mm以内です。4mm以上の歯周ポケットが存在する部位は、歯ブラシが全く届きません。この部位には、歯周病菌が多く存在し、歯肉が腫れたり歯を支えている骨が吸収してしまいます
歯槽膿漏もよく聞く言葉ですが、今その歯茎の状態は「重度の歯周病」とされ、まとめて歯周病と呼ばれます。
歯周炎(歯槽膿漏)
歯肉炎を放置しておくとさらに進行していき、歯を支えている歯槽骨がどんどん溶けていきます。
そうすると、歯と歯ぐきの間の溝が深くなっていき、そこに歯垢が入り込んでそれがさらに骨を破壊していくことになってしまいます。そして、いずれは歯がグラグラと揺れるようになったり、膿を出したり強い口臭を発生します。最後には骨が歯を支えられなくなり、歯は抜け落ちてしまいます。
血が出るのはまだ初期段階。
最終的には歯が抜けます。
最終的には歯が抜けます。
歯茎から血が出たら、どうすればいい?
まず基本的な部分で「血は止めない」
血は止めない
歯茎から出血したらティッシュなどを当てて止血するのではなく、そのまま血を出してしまいましょう。出血することで歯茎は強くなるのです。もちろん、かといって無理やり歯ブラシで血を出してはいけません。あくまで「自然に出血する」ことが好ましいのです。
無理に血を出すことはありませんが、自然に流れて出したものはそのままにしておきましょう。