笑った時にすきっ歯が見える。このコンプレックス、どうにかならないのかな?
私は、生まれつき上の歯が2本足らないのが原因ですきっ歯です。
前歯の間と、さらにその横もすきっ歯です。
しかも前歯の横の歯は二つとも糸切り歯で、余計に間が開いて見えます。
私の家はあまり裕福ではないので、矯正よりは被せたりする方がイイです。
昔から歯のことを気にして思いっきり笑ったり、好きな人の顔を見て話せなかったりしてとてもツライです。
好きなひとの顔をまっすぐ見て話せないって辛すぎますね…。
Q. どうしてわたしの歯はすきっ歯になってしまったのでしょうか?
A1. 生まれつきの場合と習慣によってなる場合があります!
生まれつきすきっ歯になりやすい人もいるのです。
たとえば、生えてきた歯が生まれつき小さい場合や、生えてくる予定の歯が欠損して生えてこない場合などに、すきっ歯になりやすくなります。
成人の場合は上下の永久歯が28本ありますが人によっては不足していることも。
本来あるべき場所に歯が生えてこないため、すき間ができてしまうのでしょう。
歯の欠損の場合もありますが、
歯とアゴのバランスが崩れることですきっ歯になることもあるのだそう。
つまり、歯の大きさに対してアゴが大きすぎる場合や、
アゴの大きさに対して歯が小さすぎる場合などに、歯にすき間ができやすくなるということみたいですよ!
歯とアゴのバランスが崩れることですきっ歯になることもあるのだそう。
つまり、歯の大きさに対してアゴが大きすぎる場合や、
アゴの大きさに対して歯が小さすぎる場合などに、歯にすき間ができやすくなるということみたいですよ!
A2. 実はその頬杖とうつぶせ寝が原因かもしれない!
まず、頻繁にほおづえをつくクセがある人は、
奥歯の噛(か)み合わせがおかしくなり、すきっ歯になりやすいのです。
また、就寝時に毎回同じ姿勢で寝る人も要注意。
人の骨格は本来、仰向(あおむ)けで寝るように成長しています。
小さいころからうつ伏せや横向きで寝るクセがある人は、
歯列やアゴの骨がゆがみやすくなるのです。
普段、何気なくついてしまっている頬杖。
その影響がこんなところに~!
そしてうつぶせ寝。確かに悪いと聞いたことがありますが、
すきっ歯の原因になるとは…!
その影響がこんなところに~!
そしてうつぶせ寝。確かに悪いと聞いたことがありますが、
すきっ歯の原因になるとは…!
◎「すきっ歯」は放置すると、こんなことになる。
●顎関節症(がくかんせつしょう)を引き起こすことがある
上下のアゴの骨の成長が阻害されて、
下アゴだけが発達し過ぎたり、上アゴの成長が遅れたりします。
そのため顎関節に大きな負担がかかり、顎関節症を引き起こす可能性があります。
●胃腸に負担がかかる
噛み合わせも悪くなり、食べ物をしっかり噛み砕くことができません。
飲み込みがうまくできない嚥下障害(えんげしょうがい)になってしまうことも。
そうなると胃腸にかかる負担も大きくなり、お口の中だけでなく全身にも悪い影響を与える恐れがあります。
●虫歯や歯周病になりやすい
歯と歯の間に食べカスなどが詰まりやすくなり、そこに細菌が繁殖すると虫歯になったり、歯肉の炎症や歯周病を引き起こしたりします。
また、お口の中の不快な臭いで悩まされることもあります。
●発音が不明瞭になる
話すときに隙間の間から空気が漏れるため、サ行やタ行が喋りづらくなって、
発音が不明瞭になります。
いいことがひとつもない…!
胃腸にまで負担が掛かってしまうなんて。。。!
胃腸にまで負担が掛かってしまうなんて。。。!
昔から、歯並びの悩みのひとつとして受診することも多いこのコンプレックス。
歯にすきまがあるだけで、うまく笑えなくなったり、
口を隠して笑うクセがついてしまったり。
このコンプレックス、どうにかしたい~!