「鼻が詰まってて頭が痛い…」
そんな症状に見舞われたことはありませんか?
熱があれば風邪かなと思いますが、平熱で風邪でもなさそう…。
ネットで「鼻づまり 頭痛」と検索すると真っ先に出てくる症状。
それが蓄膿症(副鼻腔炎)です。
熱があれば風邪かなと思いますが、平熱で風邪でもなさそう…。
ネットで「鼻づまり 頭痛」と検索すると真っ先に出てくる症状。
それが蓄膿症(副鼻腔炎)です。
蓄膿症(副鼻腔炎)とは
via www.karadane.jp
風邪・花粉・カビなどの原因により、鼻の入り口の鼻腔が炎症しその症状が長引くと、
鼻の奥の副鼻腔に炎症が起こります。
さらに、副鼻腔の炎症が長引くと炎症部分に膿(うみ)が発生。
この状態がいわゆる ちくのう症(蓄膿症)と呼ばれます。
副鼻腔炎が起こる原因としては、まず風邪などのウィルスや 細菌の感染によって鼻腔に炎症が起ります。副鼻腔は鼻腔とつながっていますから、副鼻腔にも炎症が及びます。この状態が急性の副鼻腔炎ですが、急性の場合には自然に治ったり、短期間細菌を叩く抗生物質などの薬物療法で、比較的簡単に治ります。ただ、ここで問題となるのは、副鼻腔粘膜の炎症が長引いた場合で、そうなると本来うみを排出する能力を持った粘膜の働きが悪くなり、粘膜そのものが腫れ上がって鼻腔との交通路をふさいでしまい、さらに炎症が治りにくくなるという悪循環におちいります。この状態が慢性副鼻腔炎、俗に言う蓄膿症です。ひどいときには腫れた粘膜が鼻腔まで広がって、ポリープ(いわゆる鼻たけ)になったりします。
蓄膿症の鼻における症状
□鼻や鼻周りが痛い
□常に鼻が詰まっている
□熱がない(風邪っぽくない)のにどろっとした鼻水が続く
□鼻水が黄色や薄めの緑色
□鼻や口がくさい
□いくら鼻をかんでも、残っているように感じる
□鼻づまりで息苦しく、眠れないことがある
蓄膿症のその他における症状
□頰や目の周り、歯の奥などが痛む
□頭がぼーっとして集中できない
□頭痛や頭が重い感じがする
□長期的に鼻声である
□食べ物などのにおいがわかりづらい
□食べ物の味がわかりづらい、急に濃い味を好むようになった
□どろっとした鼻汁が喉に垂れることがある
□周りから鼻声だと指摘される
□呼吸がしづらく、声がうまく出せない
人によっては、鼻水が喉から垂れてきてしまうことで咳が止まらなくなってしまうこともあるようです。
病院に行く時間がないからと、不快な症状を我慢し、治療をしないとどうなるのか。もちろんそのまま自然の治癒力で治っていくものも多いのです。
しかし、なかには怖いものもあります。最初にお話ししたように、副鼻腔は脳や目に近いところにあります。そのため、副鼻腔の炎症が直接目や脳に波及し て、重大な合併症を引き起こす場合があるのです。視力障害が起こることもありますし、特に脳に波及すると髄膜炎(脳や脊髄などを覆う粘膜に炎症が起こる) や脳膿瘍など、死に至るケースもあります。
確かに我慢できてしまう症状ばかり…
とは言えそれを放置してしまうと重大な合併症のきっかけとなってしまうことも…
蓄膿症を甘く見てはいけませんね…(´;ω;`)
とは言えそれを放置してしまうと重大な合併症のきっかけとなってしまうことも…
蓄膿症を甘く見てはいけませんね…(´;ω;`)
蓄膿症の症状と一緒に歯が痛むことも…?
上記で挙げた蓄膿症の症状以外に「歯が痛む」という方がいます。
鼻の症状であるはずなのに、なんとも不思議ですよね。
でも、蓄膿症になったことのある方全員が「歯が痛む」訳ではありません。
実は、蓄膿症に至るまでの経路は主に2つ。
そのうちの1つはやはり鼻なのですが…
一見関係がないように思える“あの症状”が蓄膿症の原因となっていることだってあるんです。
鼻の症状であるはずなのに、なんとも不思議ですよね。
でも、蓄膿症になったことのある方全員が「歯が痛む」訳ではありません。
実は、蓄膿症に至るまでの経路は主に2つ。
そのうちの1つはやはり鼻なのですが…
一見関係がないように思える“あの症状”が蓄膿症の原因となっていることだってあるんです。
風邪自体は治まったのになんでか鼻詰まりや頭痛が治らない時は、蓄膿症を疑ってみましょう。
蓄膿症の主な症状は以下の通りです。